かぶとむしの飼育って
国産のかぶとむしの飼育って実はそんなに難しく考える必要はないと思います。
成虫を飼うのも、繁殖させるのもある程度条件を整えれば後はあまり手がかからないものです。
(ただし成虫は長生きはしません。羽化してから2ヶ月くらいでしょうか。ですから野外で採集した個体や購入してきた個体では1ヶ月ちょっとくらい生きれば充分長生きしたと言えると思います。)
成虫を飼う場合はまず中くらいの飼育ケースに1、2㎝くらい厚さに市販の昆虫マットを敷き詰め、あと転倒防止に木の枝や市販の止まり木などを入れます。
(成虫の飼育だけでしたら昆虫マットじゃなくてもかまいません。ハムスターやリスなどを飼うときの木くずのような奴(ごめんなさい、名前知らないので(笑))でも良いと思います。その方が扱いやすいかも知れません。)
そこに雄雌一頭ずつ入れます。(1ペアづつが望ましいです。日本のかぶとむしは数頭程度でしたら殺し合うまでは行かないと思いますが、特に雄はけんかしますのでストレスが多いと長生きはしません。外国産のカブトは絶対に複数は入れない方が良いです。特にアトラスやコーカサスは雄雌でも同じケースでは飼わないようにしましょう。雄雌では雌が殺されることがありますし、雄2頭入れたら翌日には1頭はバラバラに・・・。)
餌は市販の昆虫ゼリーがいいでしょう。
果物でしたらバナナ。
本当はバナナが一番いいのかもしれませんが、ちょっとほっておくと汚くなりますし、腐敗やカビなども気にしなければいけませんので手はかかりますね(笑)
かぶとむしは大食いですので、元気なときはほとんど1日1個くらいのペースでゼリーを平らげる奴もいます(笑)
ゼリーが無くなっているようでしたら新しいのを入れてやって下さい。
成虫を飼うだけでしたらこれだけです。
後はケースの中が汚れてきたらマットを取り替えてやるくらいで大丈夫です。
卵を産ませ幼虫も飼育したいという場合は、
ペアで飼い始めて1週間ほどで、
雌だけを、
腐葉土(園芸用でもいいのですが防腐剤や防かび剤を含まない無添加の物)か昆虫マット(幼虫飼育可能な物)、ビートルマットなどを少し大きめのケースに高さ10㎝~15㎝くらい入れた物(これを産卵セットと呼ぶことにします。)に放します。
産卵セットは虫を入れる数日前には用意しておきます。
(市販のマットなどは袋から出した後さらに発酵する場合があります。そうするとガスが出たり温度が急に上がったりして虫が死んでしまうことがあります。ですから先に空気に触れさせておくようにした方が良いのです。)
産卵セットに雌を放しますとしばらくすると中に潜っていきますのであとはそのままにして下さい。
産卵し始めた雌はほとんど何日も潜ったままです。
たまに上に出てきて栄養補給をしますのでゼリーを1、2個は忘れずに入れておいて下さい。
それだけ(笑)
しばらく置いておいて、ケースの側面や底に幼虫の姿が見えるようになったら雌を取り出した方が良いかもしれません。(もし雌が元気で、もっと産卵させたいとお望みでしたら別にまた産卵セットを用意してそちらに移して下さい。)
幼虫が羽化して成虫になるのは8~10ヵ月後です。
その間、マットが減っているようでしたら産卵セットに使った物と同じ物を補充して下さい。
また糞が目立つようになりましたら1度ケースを空け幼虫を出し新しいマットを入れてその中に幼虫を入れてやって下さい。(マットの上に幼虫を置くだけで良いです。自分で潜っていきます(笑))少しだけ古いマットも入れておいた方が良いようです。
あとは冬を越して暖かくなるのを待つだけ。
楽しみですね。