Top > 03世界のカブトムシ > アジアのカブトムシ ゴホンツノカブト

 ゴホンツノカブトは東南アジアの大陸部に分布する。頭角1本、 胸角4本の計5本にもなる角が特徴だが、見かけによらず性格は大人しく、好戦的ではない。

竹林に生息し、その新芽の汁を吸う。そのため、竹の新芽が出る秋頃に活動する。細い竹に適応して、脚は長くなっている。


ゴホンツノカブト Eupatorus gracilicornis
アッサム地方からインドシナ半島にかけて生息する。大きいものでは7cm程になる。前翅全体がクリーム色をしており、これは雌でも見られる。 竹藪での保護色と考えられているが、この色は死ぬと色が濃くなり褐色になってしまい、そのままの色で標本を作ることはできない。 頭角には地域変異があり、曲がり具合などが異なる。
 
ヒメゴホンツノカブト(ヒマラヤゴホンツノカブト) Eupatorus hardwickei
ミャンマー、ネパールなどのヒマラヤ地方に生息する。前翅の色は暗い茶色であるが、稀に淵だけがその色になり、他が黒くなる個体が存在する。
 
タイゴホンツノカブト(シャムゴホンツノカブト) Eupatorus siamensis
タイを中心としたインドシナ半島に生息する。胸角の内側の2本は横に潰されたように、板状になっており、頭角は細く長い。赤褐色。
 
ビルマゴホンツノカブト Eupatorus birmanicus
ミャンマーからタイにかけてのインドシナ半島に生息する。胸角が後方に傾いており、ウサギの耳のようになっている。
 
カチンゴホンツノカブト Eupatorus sukkiti
ミャンマー北部に生息する。前翅全体が褐色で、胸角が平行。

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