カブトムシって日本ではちょっと自然の残っているところでしたら
何処の地域でも見られますし、
(最近では昔はいなかったはずの北海道でさえ珍しくなくなっているようです。)
それにスーパーなどで売られていたりして、
手に入れることも難しくなくなってしまっていますので、
すごい、とか思うこともあまりないのですが、
(しかも、外国産のヘラクレスやコーカサスなど大型のカブトムシもたくさん輸入されていて普通に見ることが出来るようになっていますしね。)
でも考えてみると凄い虫なんですね。
カブトムシはコガネムシ科カブトムシ亜科に属する昆虫を指します。
カブトムシ亜科は現在世界で約1300種ほど知られていますが、
普通私たちがカブトムシとしてイメージするような身体が大きく雄が大きな角を持っているのはその中でも真正カブトムシ族(Dynastini)に分類される約60種類ほどです。
この真正カブトムシ族(Dynastini)の分布を見ますと、
アジアと南米の赤道近くに多く生息し、アフリカにはケンタウルスオオカブトムシ一種のみ、ヨーロッバにはいません。
赤道近くに多いのですが、実はほとんどのカブトムシたちは暑さにも弱いようで、
ですからヘラクレス、ネプチューン、コーカサス、アトラスなどの大型のカブトムシは
「赤道近くの1000mクラスの高地」という狭い地域にしか見られない虫なのです。
日本のカブトムシは真正カブトムシ族(Dynastini)の中では中型くらいですが、
南は亜熱帯の沖縄から北は半年近く雪に覆われる北海道まで生息するというのは、
(日本以外ではフィリピンから中国、朝鮮半島にまで。)
真正カブトムシ族のなかでは圧倒的な環境適応力ですし、
先進国の都市部のすぐ近くでこれだけ大型のカブトムシが見られるというのもある意味凄いことなのです。
ヨーロッパの子供たちにはカブトムシは人気がないようです。
なぜなら身近にいないから(笑)
(ヨーロッバにはサイカブト類は生息しているようですが、これは害虫扱いなので・・・。)
北アメリカには白いカブトムシたちが数種類いるはずですが、人気は、どうなんでしょう?
日本人が虫が好きなのは昔からの文化なのでしょうが、
カブトムシがこれだけ身近にいることは日本の子供たちは幸せなんだと思います。

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